【つんく♂】声帯を失うも現実に向き合う、小室哲哉からコラボ提案?

      2017/03/10

2015年4月4日、声帯のがん治療のため療養を余儀なくされていた音楽プロデューサー・つんく♂さん(46歳)が母校である近畿大学の入学式にサプライズで登場しました。

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目次

つんくから声帯摘出の報告

校歌斉唱ではギターで伴奏し、笑顔を見せていたようです。

本来なら生徒たちは歓喜にあふれる所ですが、つんく♂さんから発表された内容は残酷なものでした。

「なぜ、今、私は声にして祝辞を読みあげることが出来ないのか・・・。それは、私が声帯を摘出したからです。」

約7,000人の新入生で埋め尽くされた会場は静まり返りました。

入学した大学生へのメッセージ

大型モニターにつんく♂さんによる長文メッセージが映し出されました。

平成27年度、近畿大学にご入学の皆さん、入学おめでとうございます! この大学の卒業生でもあります私「つんく♂」と申します。

正直言いましょう、今日のこの入学式には、近畿大学にひっしのぱっちで入学した人。狙い定めて入った人。結果的に(滑り止めで)近畿大学に入った人。いろんな人がいるでしょう。でも、あなたにとってどの大学が正解だったんでしょうか……。それは分かりません。ただ、ひとつ言えるのは、この先の人生で、あなた自身が「ああ、この大学に入ってよかったな」という道を歩めば良いんだと思います。

なぜ、今、私は声にして祝辞を読み上げることができないのか……。それは、私が声帯を摘出したからです。去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的にがんが治りきらず、摘出するより他ならなかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。また振り出しです。

そんな私に、「今年も近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!」と、この大学から依頼がありました。その時に思いました。「ああ、この大学を卒業してよかったな。こんな私がお役に立てるなら精一杯頑張ろう!」。そう心に思いました。昨年末から何度も大学とメールでやりとりしたり、スタッフが伝言してくれたり、を繰り返しつつ、今日、この日を迎えました。

KINDAI GIRLSの皆さん、吹奏楽部、応援部の皆さん、その他たくさんの学生の皆さんが、今日の日の為(ため)に夢中でレッスンしたり、準備してくれました。「みんなで一緒に新入生を迎え入れよう!」と。ここまでの人生はもしかしたら受け身だった人もいるかもしれません。親が言うから……学校の先生がすすめたから……。でも、もうすぐ皆さんは成人します。もう自分の人生を歩んで行くんです。後悔しても意味がないんです。今から進んでいくんです。自分で決めて進んで行けば、絶対に何かを得、そしてまた次のチャンスへと繋(つな)がっていくんだと思います。

私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんなことをこれから考えながら生きていこうと思います。

皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりでは無理なんだ、という人生が待っていると思います。

近畿大学はどんな事にもチャレンジさせてくれます。だから何もしなかったら何もしないなりの人生をチョイスすることになるし、自分で切り開いていく道を選べば、きっと自分を大きく育てるようなそんな大学生活になるでしょう。

仲間や友人をたくさん作り、世界に目をむけた人生を歩んでください。私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んでいきます!

だから最後にもう一度言わせてください。皆さん、近畿大学への入学、本当におめでとう! 「ああ、良かった!」と思える大学生活をセルフプロデュースしてください! そして、今日のこの出会いに感謝します。ありがとう!

平成27年4月4日 近畿大学入学式プロデューサー つんく♂

この事実に芸能界からもつんく♂さんへ絶え間ないエールが送られ、音楽プロデューサー・小室哲哉さんからはつんくさんに作詞&作曲を手掛けてもらいコラボ作品を創る案まで出ています。

ボーカルの命とも言える”声”を失ってもなお、真っ直ぐな生きる様は誰もが真似出来るものではありません。

摘出前に出演したラジオトーク

今年の年始頃、ラジオ番組に出演したつんく♂さんのトークが残されています。

声で伝えられない生活は色々な場面で大変だと思いますが、これからも頑張って欲しいですね。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。



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