【ばんえい競馬】馬への顔面蹴り問題、騎手だけでなく厩務員も発覚

      2021/08/13

2021年4月18日、北海道帯広市で行われている「ばんえい競馬」(ばんえい十勝)のレース中、鈴木恵介騎手が動けなくなった馬に顔面蹴りを入れていたことで大問題になりました。

そんな中、同日の別レースで厩務員も馬へ顔面蹴りを入れていたことが発覚し、さらに炎上しているという。

一体何があったのか、リサーチしました。

厩務員(きゅうむん)も馬への顔面蹴り発覚で戒告処分

厩務員(きゅうむん)とは

厩務員(きゅうむいん)とは、広くは馬の世話をする人のこと。

特に競馬においては厩舎に所属し、調教師の指示の元で担当する競走馬の身の回りの世話を行う者をいう。

厩務員による顔面蹴りを確認

2021年4月18日、問題となっている顔面蹴りは鈴木恵介騎手のレースと別の第7レースで起きました。

障害物となる坂で動けなくなった2歳牡のガリバー。

黄緑色の合羽を着た厩務員の前方に立ったと思いきや、首元に繋がれている縄を目一杯引っ張りました。

それでも動けず、苛立ったのか顔面に2回蹴りを入れています。

この厩務員は対応について、“立ち上がらせようとして蹴った。どうしても合格させたかった”などと話しているという。

主催者側の判断で2021年4月29日付で戒告処分となりました。

騎手も厩務員も、同様な行動を取っているのは日常的にそのような行為が行われていると見られても仕方ないですね。

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抗議電話やメールが殺到、主催者側が謝罪会見

今回の問題がニュースに大きく取り上げられ、ばんえい競馬の主催者へ抗議の電話やメールが殺到。

2021年4月までに1563件もの抗議が寄せられたという。

帯広市の農政部は問題の行為について謝罪会見を開き、佐藤徹也参事が以下のように謝罪しました。

能力検査における競走中に馬を蹴るという不適切な行為が結果として2件発生しました。

鈴木騎手の行為は目視で確認しましたが、厩務員の事案は現場での確認に至らずその後、全レースの映像確認などで判明しました。

この不適切な行為は、いかなる理由があっても認められるものではありません。

ばんえい競馬を応援していただいてる皆様に不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。

2021年4月18日/帯広市農政部による謝罪会見

今後の再発防止については、監視員やカメラを増やすなど監視態勢を強化し、専門家による研修会での指導・教育の徹底をすることを挙げています。

そもそも、この競馬自体が馬に大きな負担を与えていますので、顔面蹴り以前の問題だと思いますがね・・・。

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発端となった鈴木恵介騎手の証言が一変

問題の発端となった鈴木恵介騎手は主催者側の判断により謝罪会見に出席していませんでした。

その代わり、以下の反省の手紙を寄せたという。

全国のばんえいファンの皆様、いつも競馬を応援してくれている方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ありません。

ただ、自分としては、何度も手綱を使い起こそうとしましたが起きあがれず、あのままの状態では馬にとって相当の負担がかかり、早急に起こさないといけないと思い、とっさの判断で馬をビックリさせ、顔が上がったその反動で起こそうとした結果です。

決して馬に腹が立ち、イライラとして、という気持ちで取った行動ではないということをわかってもらいたいです。

そして、競馬に携わる全ての人が、馬に愛情を持って接している事を理解して頂きたいです。

今回の事は深く反省し、今後はこの様な事がないように致します。

ばんえい競馬/鈴木恵介騎手

当初、ばんえい振興課から鈴木恵介騎手に事実確認したところ、“馬が言うことを聞かなくてイライラして蹴った”と証言していました。

それが一変、馬のためにとった行動だったという内容に変わっています。

馬が動けなくなってしまう状況はどのレースでも度々起こっており、容易に予想がつくはず。

その際にどう対応すべきかは事前に検討出来ますし、それすら考慮していなかったとすれば、それこそ問題である。

馬に愛情を持って馬のために行動していたとは到底思えません。

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ネット上では以下のような意見が挙がっています。

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仮に馬を助けるために蹴り上げるのが容認されるのであれば、そのような状況に追い込む競技性に原因があり、構造的な問題。即刻廃止にすべき。

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自分にはすごくて慣れているように見えました。普段からやっていたのでしょうね。馬は話せないこをいいことに。普段からやっていないのであれば、蹴り上げなくても馬の顔を下から手で持ち上げるなんてこともできはず。自分は動物が言う通り動かないからといって顔をけり上げるなんて考えもしないですけどね。

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上り坂で重荷に耐え切れず倒れた馬を救うには、顔を蹴っても起き上がれないでしょ。荷を載せたそりと馬体を繋いでるベルト類をほどくのが最善ではないのか?言い逃れのように感じる釈明はさらに不快だ。

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そこで顔を蹴ろうという発想に至る思考回路が狂っている、というのがわからんかね?帯広のばんえい競馬ではあたりまえだったて事でしょうけど、こうなった以上このまま存続は無理でしょう。馬券も買いませんわ。

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馬に愛情を持っている、馬のためにやったということなのかな。私個人は信じない。この世界では常識的に行われているんだと思う。今回は映像となって逃げきれなくなっての対応だ、と。そもそも「ばんえい競馬」というのが見ていて痛々しく、嫌だ。

普段から顔面を蹴る行為が常態化していたのだろうという見方が大多数を占めています。

今回の問題でばんえい競馬の競技自体を再度見直されることを願います。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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